日本の研究者出版では、研究者のライフプランを考えるために「研究者の子育て」という書籍の出版を企画しています。現在、原稿募集中です!
応募の流れは、「要旨200~400字の応募→採択者に連絡・原稿執筆依頼→編集・校正→出版」という流れになります。
現在募集している要旨の締め切りは7月末日です!応募方法は下にあります!
「研究者の子育て」の背景? 研究者のライフプランをみんなの経験から考えよう!
内閣府の「妊娠適齢期を意識したライフプランニング」(2014) によれば、女性の妊娠適齢期は20代~30代前半だとされ、男性でも30代から徐々に生産力が衰え、40歳以降は妊娠が極端にしづらくなるというデータが記載されています。
しかし、研究者のライフプランでは、およそ35歳で子供を生めるだけの経済力を手にいれることができたらよい方で、現状では適齢期の間に結婚し、出産するという選択をすることは不可能です。この現状は変えなければなりません。
そこで今回の企画では、どういうふうに制度を変えたらよいかを考えるため、研究と子育ての両立エピソードを募集しています!
どんなエピソードを投稿したらいいの?!0~3歳頃までの子育てエピソードです!
基本的には、若手研究者にとって関心のある0~3歳頃までの子育てエピソードだったら、どのようなエピソードでも歓迎していますが、一般の方にも問題を共有できるよう、論文とはちょっと違ったスタイルで、空き時間にさっと書けるような「自由なエッセイ」をお待ちしております。
○理想的には、深刻な問題を面白おかしく描いたものや、苦労を分かち合えるものなどが良いですが「硬い文章しか書けねーよ!」という方も、それはそれで面白いので是非ご投稿ください(文章に関してはアブストラクトの採択後、編集と相談しながら書くことも可能です)!
さらに!コラム「こんなものが欲しい!」用の素材も同時に募集します(箇条書きOK)
さらに、上記エピソードの応募と同時に、コラム「こんなものが欲しい!」用の素材も募集します。
たとえば、
・授乳中に論文を念写できる能力
・5分で熟睡できる能力
・大人でも泣ける場所
など、どんなふざけたものでもお待ちしています!必須ではありませんが、できるだけ応募用のメールに記載してください(記事の採択には関係しません)。
また、7月末日までに連絡がきた採択者には、子育て中のつらかったことや、子育てのために工夫していることなどに関するアンケートを行う場合がございます。協力いただける方のご応募をお待ちしております。
応募方法
応募方法はこちらの通りです。
①200-400字程度にまとめた子育てエピソードをメールにベタうち
②研究者だとわかるもの(大学のメールで送信、研究計画書、researchmap、論文など)
③件名に「子育てエピソード」と記載して①と②を shuppan@nihon-kenkyusya.com に送信!
※掲載時にはペンネームや仮名を使用することも可能です。
では、ご応募お待ちしております!募集要項を記載した画像も添付しておきます。
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博士論文の出版について、とりあえず質問してみたい、あるいは論文を見てほしいという方は、お気軽にどうぞ!投稿論文も受け付けています(投稿論文の場合、すでに他所で出したものでも、場合によっては出版することができます)。
※この記事では、今後も人文科学、社会科学、自然科学といった分野に特定せず、アカデミック・ライティング(学術文章)の書き方や博士論文の出版について、有用な情報を発信していきます。
まずは意見だけでもほしい!
という方は、↓のアドレス、またはホームから
shuppan@nihon-kenkyusya.com
私は大学教員,連れ合い(夫)も大学教員。子供をもちながら,近い場所での勤務場所は得られなかった。連れ合いの勤務先は時間距離2時間弱,彼は単身赴任を選択。通おうと思えば通える距離だけど。当初約束のようにはまったく帰ってこない。分かるよ〜,平日を家事育児に取られるなんてまっぴらゴメンだよね! 保育所の送り迎えがなければ好きなだけ研究出張にも打ち合わせにもいけるしね,研究ができる教育ができる,分かるよ,単身赴任超楽だよね。通勤時間が伸びる同居なんて絶対にしたくない。ねえ,よく分かる。
で,最近,その連れ合いがちょっと難しい病気になったんですよ。深刻でね。単身赴任先で病院にかかっているんですけどね。で,連れ合いが言うんです,ちょっとさびしそうにね,「僕がいなくても君たちは変わらずに生きていくんだろうね」。
もちろん。こっちはだあれも,困らないよ。何も変わらない。お前はそういう人生を選んできたんだろう?
これもまた現代のイソップ童話,かな。
コメント、ありがとうございます。
大変な状況、お察しいたします。
もしこちらも企画への投稿である場合は、
お手数ですがshuppan@nihon-kenkyusya.comまで
研究者とわかるものを同時にお送りください。
お手数お掛けいたします。