「文学×地震」短編集 ―新刊のお知らせ―

「文学×地震」短編集
~文学者たちは地震をどう書いたのか~

新しく本が出ました!

日本の研究者出版から『「文学×地震」短編集~文学者たちは地震をどう書いたのか~』という本が新しく出ました!

 

「文学×地震」短編集は、特に関東大震災についての文豪たちの記述を集めた短編集です。震災について文学者たちがどのように捉え、どのように書いたのかということを、小説から考えてみようという試みました!

すでにネットでも読める著名な文豪たちばかりですが、現代のわれわれでも読みやすいよう、漢字や送り仮名などを変え、このような形で編集し、一堂に会すということは、意義のあることだと思います。特に、その震災の記録、悲惨なものばかりではないですが、すさまじいものがあります。

「地震の記念日」「地震って素敵だな!」「借金もちは天道様が殺さぬよ」など、作家ならではの感性から発せられる言葉の数々も見逃せないところです。

 

震災について集めた短編集は珍しい!?

震災について、作家たちがどういっているのかということを集めた短編集は、ほかにも『あの日から―東日本大震災鎮魂岩手県出身作家短編集』があります。しかし、このような試み自体、実はあまりないようです。

文学者という鋭い感性の持ち主たちが、どのように震災を捉えているのか、というのは、多くの人にとって興味深いでしょう。そこから心の慰めを得たり、希望を見ることもできるでしょう。

ただ、やはり未だに心に傷を負っているというかたがいることも、否定することはできません。そのような方は、一度下記の相談窓口に電話してみるとよいでしょう。

 

こころの相談窓口

日本いのちの電話連盟 (毎日 午前10時~午後10時)

0570-783-556                                                    https://www.inochinodenwa.org/

 

(社)日本臨床心理士会 (月~金 午後7時~午後9時 金のみ 午前9時~正午)

03-3813-9990

https://www.jsccp.jp/

 

震災子どもの支援室 S-チル (月~金 午前9時~午後5時)

0120-37-6241

http://www2.sed.tohoku.ac.jp/~s-children/

 

チャイルドライン (毎日 午後4時~午後9時)

0120-99-7777

https://childline.or.jp/index.html

 

 

日本の研究者出版は、震災に関わらず、自然災害にあわれたすべての人に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。

 

――――――――――――

今回紹介した本

「文学×地震」短編集 ━文学者たちは地震をどう書いたか━



 

――――――――――――

博士論文の出版について、とりあえず質問してみたい、あるいは論文を見てほしいという方は、こちらまでどうぞ!投稿論文も受け付けています。すでに他所で出した論文も、場合によっては出版することができます。

 

※この記事では、今後も人文科学、社会科学、自然科学といった分野に特定せず、アカデミック・ライティング(学術文章)の書き方や博士論文の出版について、有用な情報を発信していきます。

 

お問い合わせはホームから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です